はら内科クリニック,守谷市板戸井,内科,消化器内科

内科・消化器内科・内視鏡内科

医療法人健礼会 はら内科クリニック

〒302-0101 茨城県守谷市板戸井2325-1
TEL: 0297-21-5111

内視鏡検査について

はじめに

胃がんや大腸がんは、症状がある時にはすでにがんが進行した状態となって発見されることが多いため、がんの早期発見のためには無症状であっても定期的な内視鏡検査を受けることが大切です。

胃内視鏡検査について

胃内視鏡検査は食道・胃および十二指腸を観察し、炎症や腫瘍の有無などを判断します。

当院では、一般的な口からの検査と、咽頭反射(「オエッ」となる反射)が強い方には細いカメラを使った鼻からの検査もお選びいただけます。

熟練した技術と、丁寧な操作、さらにご希望があれば鎮静剤を使って、なるべく苦しくない検査を安全に行います。

検査の流れ

  1. 検査の予約
    原則として、診察を受けていただいて検査の予約をします。この時に、経口または経鼻を決めます。鎮静剤をご希望の方は診療時にご相談ください。

  2. 検査前日~当日
    前日の夕食は21時までに済ませていただき、当日は何も食べないでお越しください。

  3. 検査後
    検査後約1時間は、喉の麻酔がきれるまで飲食は控えていただきます。

  4. 鎮静剤を使用した方
    検査終了後1時間程度お休みいただきます。車の運転ができませんので、迎えに来ていただくか、公共交通機関を使ってご帰宅となります。


大腸内視鏡検査について

大腸癌は年々増加傾向にあり、近い将来死因のトップになると予想されています。大腸内視鏡は、肛門から盲腸までと小腸の一部を直接内視鏡で観察するため、大腸癌の早期発見に最も適した検査です。便に血が混じる、便秘症状が強くなった、便が細くなった、健診で便潜血陽性を指摘されたという方は、積極的に内視鏡検査をおすすめします。また、検査時に小さなポリープがあれば日帰りで切除することができます。

検査の流れ・注意点

  1. 検査の予約
    まず診察を受けていただいてから、検査の予約をします。検査に必要な検査食や下剤をお渡しします。鎮静剤をご希望の方はご相談ください。

  2. 検査前日~当日
    腸内を空っぽにするために、前日から準備があります。検査前日は、消化の良い検査食を食べていただき、就寝前に下剤を内服します。検査当日の朝からは何も食べずに、腸内を空っぽにするために約1時間半かけて下剤を飲みます。カスのない薄黄色の水様便になれば検査ができます。

  3. 検査後
    検査後は消化の良いお食事を開始できます。ポリープ切除した方は、食事制限がありますので、検査後に詳しくご説明いたします。


大腸ポリープについて

大腸粘膜に隆起する組織を大腸ポリープといいます。ほとんどのポリープは良性ですが、将来がん化する可能性やすでにがんを伴っている可能性もあります。患者さんの年齢、ポリープの大きさ・形などを考慮した上で、大腸ポリープの切除をお勧めします。当院では、小さなポリープを日帰りで切除していきます。ポリープ1個当たり5分前後で切除可能です。特に数の制限はありませんが、大きなポリープや全身状態によっては紹介入院が必要となる場合もあります。抗血栓薬を内服している方は、出血の危険性が増しますので、休薬する必要があります。


鎮静剤について

検査に対して強い不安がある方や、前回の検査で辛かった経験がある方は、苦痛を減らすために鎮静剤を使用することができます。鎮静剤使用した方に声をかけると、「もう検査終わったの?」「今から検査?」「こんなに苦しくない検査は初めて」という声をよくいただきます。鎮静剤をご希望の方は、予約時にご相談ください。鎮静剤を使用した方は、検査終了後1時間程度お休みいただきます。車の運転ができませんので、迎えに来ていただくか、公共交通機関を使ってご帰宅となります。

※胃カメラ検査と大腸カメラ検査の同日検査ができます。
当院では、患者さんの時間的負担や症状等を考慮して、同日に胃カメラ・大腸カメラ検査を受けることもできます。ご希望の方は、診療時にご相談ください。